幼稚園の次男にむかせてみた。
「えー、そらまめって、こんなにフワフワのお洋服着てるの

暑そうだよ。でも、冷蔵庫の中だとちょうどいいのかな」
と、ひとりでつぶやいている。
絵本のような事を言う人だな。ちょっと、面白い。
「できたよー

むくのではなく、脱がせたわけね。
84個のそら豆を、お湯の中で軽く湯通ししてから
また、次男の前に置き、
「次は、こうやって、この薄皮を全部はがしてね」
と、説明する。
「ええっ


と、驚く次男に、
「そら豆さんは、寒がりだから、こんなぴったりした
ばばシャツみたいなのを着てるのかもねー」
と言ってみると、
「そら豆って、ばばあ なの

と、なにやら不満顔

薄皮を脱がすのは、手間がかかるらしく、
途中で、ぶつぶつと文句を言いながらも、全てむき終わり、
「あー疲れた

というので、本日のおやつは
そら豆の蜜煮
薄皮をむいたそら豆を、水200t、砂糖大さじ2
塩小さじ1/2、のシロップで煮て、そのまま冷ます。
外は、冬に逆戻りしたような寒さ

今日は、『寒がりな空豆ばばあ』のお話でも
作って、聞かせてみようか。